積読層の知質学的研究

映画と地質学と面白いことにおぼれる日々。

ぼくの「マイティジャック ①パリに消えた男」

 円谷プロの特撮が大好きな僕は、いつかこの作品を見なければならないと思っていた。『宇宙戦艦ヤマト』や庵野秀明監督に強い影響を与えた特撮作品、『マイティジャック』!!

 本作は大人向けの特撮ドラマとして制作されている。怪獣は現れず、秘密結社との戦いを描くスパイアクションだ。スパイなのに戦艦が出てくるのはこれ如何に・・・という感じではあるが、MJ号の発進シーンは見事、うなるほどのカッコいい特撮である!海面に浮上するシーンなどにはスローモーションを用いて、MJ号やしぶきを上げる海面の重厚さを表現している。いやぁ、やはり当時の特撮は超一流ですな。

 ところでストーリーはどうかというと・・・ちょっとテンポがゆるゆるである(ゆるゆりではない)。まず、マイティジャック自体の説明があまりされないうえ、どんな悪の秘密結社と戦っているのかも、いまいちピンとこない。最終的に「Q」という秘密結社が敵対していると分かったが、なんとなくこの「Q」の目的もつかめないままに終わってしまう(次回以降わかるのかな?世界征服が目的です)。「Q」もMJ号が欲しい、あるいは基地ごと攻撃したいようだが、そのために隊長を拉致するのはどうかなぁ・・・ジュラル星人なみに回りくどいというか、他にいくらでも手がありそうだけども・・・。だいたい、スパイの一人がMJ側の秘書としていたじゃん。矢吹さん(ジョーではなく、MJを組織した人です)のいたところは本部じゃないのか?うーん、よくわからん。

 前評判通りのストーリーの怠さに眠くなっちゃったけど、特撮に飽きないので面白い。次は第2話を観る予定ですよ。

 

特撮★★★★☆

ストーリー★★★☆☆ 

 

鑑賞:2013年6月11日

文責:苺畑二十郎 2013年6月11日